文化人類学では何を学ぶ?大学で学ぶ意味を簡単に紹介!

教養

はじめに

こんばんは~、よもぎです。

今回は、文化人類学という学問について分かりやすく解説します!

  • 文化人類学とはなにか気になる人。
  • 大学の授業で「文化人類学」をとるか迷っている人。
  • 異文化理解に興味がある人。
  • 世間の常識に違和感を感じている人。

こういった人向けの記事になります。

この記事を読むことで、

文化人類学という学問についてざっくり理解できるでしょう。

文化人類学を学ぶ最初の1歩目に、ぜひ記事をご覧ください!

文化人類学とは、「異文化」を学ぶ学問。

さて、文化人類学とはどういった学問なのでしょうか。

Wikipediaをみてみましょう。

文化人類学(ぶんかじんるいがく、英・Cultural anthropology)は、人間の生活様式全体(生活や活動)の具体的なありかたを研究する人類学の一分野である。

wikipedia

つまり一言で言うと…

文化人類学とは、「異文化について学ぶ学問」です!

この「異文化」、実は身近にやまほど存在します。

例を見ていきましょう。

日本と他国を比べると…。

  • 日本では時間を守る風習があるが、ブラジルでは時間にルーズな風習がある。
  • 日本では食器を手にもつ習慣があるが、欧米ではマナー違反になる。
  • 日本では飲み会がよく行われるが、ドイツではほぼ重要視しない。

さらに、自分の家庭と他人の家庭を比べると…。

  • 自分は親に食事中にテレビを見るなと教えられたが、友達の親はふつうに寛容である。
  • 自分は親に大学には行くなと言われてきたが、先輩は当たり前に大学に通っている。
  • 自分が親に使うなと教えられてきた言葉を、クラスの人は普通に使っている。

このように、「異文化」は身近に存在します。

「自分の中の当たり前が、自分以外にとって当たり前ではない」

この状況が、まさに「異文化」なのです。

文化の違いはいろいろな場面で見られます。

文化人類学では、国、時代、ヒト、動物、文化、宗教など、

様々な観点から異文化をみていきます!

よもぎ
よもぎ

僕は全校生徒400人ほどの小学校に通っていたから、

全校生徒10人くらいの小学学校に通っていた人の話をきいて

衝撃を受けたよ。

まさに「異文化」だなあ。

異文化を学ぶ楽しさは「先入観を壊せる」こと

では、異文化を学ぶ楽しさはなんでしょう?

それはずばり、

「自らの先入観を壊せるということです。

先入観とは?

自分が当たり前だと思っている常識、文化、価値観のこと。

先入観の例はこちらです。

  • 良い学校を出て良い会社に就職するためにがんばらないと。
  • 20代だから、お金を稼いでおくべきだろう。
  • 他人には常に優しくすべきである。

この先入観には、自分では気づけないことも多いです。

しかし、異文化に出会ったとき、自分の先入観に気づきます。

私たちは異文化に衝撃を受けるからです。

そして、自分の先入観が壊れます。

  • 自分の当たり前は、周囲にとっての当たり前ではないのではないか?
  • 自分の中の常識は、ただの思い込みではないか?
  • 他の文化に影響を受けていたら、私はどうなっていただろう?

この思考を通して、私たちは人生を考え直します。

そして、自身を成長させることが出来るのです。

文化人類学」という学問を学べば、自分の世界を変えられる。

ここに、異文化を学ぶ楽しさがあります。

異文化を学ぶ意味は「自らを見つめ直す」こと

ここまで、異文化を学ぶ楽しさについて書いてきました。

では、異文化を学ぶ意味は?

それはずばり、「自らを見つめ直すこと」です

「異文化」を知った状態で自分の状況を見つめ直すと、

価値観が変わります。

  • 「学校に通うのは当たり前である」という先入観に疑問を持った子供達が、学校以外に生きやすい選択肢を求める。
  • 「性には男女しかない」という常識に疑問を持った人たちが、新しい性のあり方を求める。
  • 「良い会社に勤めることが幸せだ」という価値観に疑問を持った人たちが、自分の幸せの形を新たに求める。

こういったことがありますね。

これはとても自然な「自らの見つめ直し」だと思います。

なぜなら、常識や思い込みは、他の誰かが作り上げた価値観であって、自分が求めた価値観ではないからです。

世間の価値観に疑問を持ち、自分らしく生きようとする。

これはとても自然なことではないでしょうか。

しかし、なかなか自分らしく生きるのは難しい…。

そこで「異文化を知る」ことが鍵になるのです。

よもぎ
よもぎ

異文化を知る

衝撃を受ける

自分を見つめ直す

自分の価値観が成長する

この流れだね!

大学で履修すべき人の特徴!

文化人類学は、大学の教養科目として設定されていることが多いです。

大学院の研究室でも、この「文化人類学」を研究する研究室がありますね。

以下の人にはおすすめの学問です。

  • 自分の常識とは異なる価値観を学びたい人。
  • 自分の中にある先入観を壊したい人。
  • 全く自分とは異なる文化や世界について学んでみたい人。
  • 自分の思い込みを取っ払いたい人。

こういった人にオススメです。

筆者も大学生で、今まさに授業を受けています。

これからも学問的な魅力を追求していきます。

まとめ

この記事では文化人類学について紹介しました。

  • 文化人類学とは、「異文化について学ぶ学問」
  • 文化人類学を学べば、先入観を壊せる。
  • 文化人類学を学べば、自分を見つめ直すきっかけになる。
  • 異なる常識や価値観を学びたい人にオススメの学問。

異文化の学びは

「ああ、そうやって生きても良いんだな」という選択肢を知るきっかけになります。

最初のステップとしては、「知る」ということが大事です。

知らない文化を取り入れようとは思えません。

知らない食べ物を食べようとは思えません。

知らない旅行先に行こうとは思えません。

だからまず「知る」ことが大事です。

文化人類学を通して、

知らない価値観を学んでみませんか。

それではまた~。

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